A to Z / “REACH A DEAD END” JONIO

自分の作っている洋服にアンダーカバーという冠をつけて約8 年が経とうとしているが、今回(97- 春夏)初めて行き詰ってしまった。それには深い理由がある訳で、ただ単に行き詰ってしまったわけではない。自分としてはむしろ、うれしい出来事なのである。それはというと、早くも今回の次(97-98 秋冬)に気持ちが行ってしまっているせいなのである。2 年ぶりのファッションショーとその洋服の発想、雰囲気などなどが、いままでにはない勢いで頭の中を駆け巡っている。俺は今、それがやりたい。今すぐにでも作りたい。しかし作れない。それは、今回の97 春夏を終えてそして、待ちに待った次回の作品の制作に取り掛かろう。だけど今回の春夏物が手抜きした作品ではない。ここのところを勘違いしてもらっては困る。まず第一に俺は作りたいものだけを作っている。しかもそれは、だれかさんみたいに金のためでは決してない。久しぶりに先が楽しみである

dic_053_h1 掲載号 #53


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