奢侈の耳

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https://www.mixcloud.com/moichikuwahara/moichi-kuwahara-pirate-radio-592-0708/
↑ 画像 桑原茂一
この画像はとある植物の花の一部を iphone12 で撮影しAI加工を試みたものである。

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画像 桑原茂一 
この画像はiphone12で撮影した。

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↑画像 桑原茂一 [LEICA D-LUX 001]
この画像は7年ほど前に東京のお茶の水JR駅付近で
LEICA D-LUXで撮影しストライプ加工を施したものである。

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↑画像 桑原茂一 この画像は
[LEICA D-LUX 001] をAI加工したものである。

コメディーまであと一歩 2005年辺り。

昨夜見た映画、エルンストルビッチの「To Be or Not to Be」の中で一人の俳優が自分の才能と名声を見極める為に
戦時中にも関わらずナチス・ヒトラーに扮し街を繰り出し人々の
反応を試すというシーンがあきれる程おかしかった。
しかしこの映画のようにあえて笑わせる演出はしないコメディを
スクリューボール・コメディ*1と呼ぶと蓮實重彦さんの
著書「映画に目がくらんで」で知った。知的優位性はともかく、
好奇心で読み始めたクロニクルだったが、これが面白い。
続きはmoichi kuwahara Pirate Radio L&G 588 0527
*1「スクリューボール」は当時のクリケットや野球の用語で「スピンがかかりどこでオチるか予測がつかないボール」を指し、転じて突飛な行動をとる登場人物が出てくる映画をこう呼ぶようになった

“希望はない。ないことを自覚しろ。 ”
坂本龍一は未来をそう断言する。

この春、5年ぶりのオリジナル ALBUM「Out of noise 」を発表。 「ryuichi sakamoto playing the piano 2009_out of noise」と題した 全国24カ所日本ツアーを皮切りに、すべての公演を最短で24時間後にiTunesで発売するという音楽史上始まって以来の試みを敢行した坂本龍一という音楽家に私はかつてない衝撃を受けた。
犬の老衰は人間の七倍というドッグイヤーの時代にあって予想以上の 音楽業界の急激な衰退は、今後の音楽文化に暗い影を差していた。 ところがその風潮に真っ向から立ち向かう“教授”(ニックネーム)の行動は、私の知る限り日本で唯一の革命家的音楽家だと確信した。
幸運にもデビュー当時から教授の動向を見守ってきたファンのひとりとして、 またこの半世紀あまりを共に生きて来た時代の目撃者として、 というと大げさだが、今回の過激とも受け取れる教授の行動の真意を確かめたくて、 あえて東京公演を見送り、もうとっくに血の関係を失っている生まれ故郷で行われた 岡山公演に向かった。此の続きは
https://note.com/moichikuwahara/n/n9c543123b15d?magazine_key=m6de378ac4036

最近お気に入りのエストニア生まれの音楽家、「Arvo Part」の伝記にこんなくだりを発見した。
「意思表示する方法は数多あるけれど、その中で作曲という行為が
最も無能で役に立たないという究極的絶望に彼は辿り着いたんだ。
音楽に対する信頼も 音符一つ書く力さえも失ったようだったよ。」
(2009年頃の桑原茂一のコラムより。)
コラムの選曲は以下
https://www.youtube.com/watch?v=epJ4N_y7038
選曲:The Best of Arvo Part: The Collection


フリーダム・ディクショナリー
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