谷根千NETWORK

取材・編集 関純汰(散歩好きな大学生)

dictionaryサポーター・peace songs book販売店である2店の本屋さんに取材をしてきました。

①お店の特色を現すものを選書してください。
②谷根千という街の中ではどのような役割を担っていますか。

古書ほうろう

①『浅草の灯』
濱本浩(新潮社)昭和14年13版

「いま店頭にある本ならこれ。まずなんといっても装幀のよさ。絵師は鈴木信太郎。さらに、映画、音楽、東京という、自分の好きな要素が散りばめられていること。浅草オペラ華やかなりし頃を描いた島津保次郎監督作品の原作です(この町もちらっと登場します)。どんなに内容がよい本でも、装幀がイマイチだと商品としてはあまり心惹かれません。古本屋が電脳的世界に対抗するには、モノとしての本の魅力を、実際手に取って感じてもらうしかないと思っています。」

②「この町の人たちが交わる場所になれればいいなと思っています。もちろん第一には、売り買いを通して本がここで行き交うことなのですが、それだけにとどまらず、人と人とがここで交わり、何かが起きたりするきっかけになればうれしいです。」

地元の人たちが自然と集まって来たくなるようなお店づくりをされていました。店内で流れている曲も店主の宮地さんの選曲で、とても居心地のよい店を作り出している要因と言えます。時間を忘れて本を選んでしまいました。

ã…Łã…« ã…ıㅼㇸ僎çœ�古書ほうろう
〒113-0022
東京都文京区千駄木3-25-5
TEL 03-3824-3388
月-土12:00-23:00
日・祝12:00-20:00
休 水曜

往来堂書店

ã…Łã…« ã…ıㅼㇸ僎çœ�①『秘島図鑑』
清水浩史(河出書房新社)
1600円+税

「自分は“何の役に立つかわからないけれども面白い本”を売りたいと考えているようです。目的のはっきりした役に立つのかわかりやすい本だけが、本の世界だけではないはずです。絶海の孤島ばかりを紹介した、役に立たないけれどもめっぽう面白い本。いろんなひとに手にとって、想像力を刺激してほしいです。それが店全体でお客さんにしてほしいことでもあります。」

②「地元にある普通の本屋であることがまず第一。本屋がない街というのも最近は多いので、当たり前に地元で本が買えるようにしたい。いろんな街にそれぞれの本屋がもっと増えたら良いのにと、いつも思っています。それを可能にする、経済的な仕組みを考えていきたいですね。」

陳列一つにしても、店員さんたちの遊び心がとても光っていました。お店に足を運ぶと、不思議と自分が気になっていた本に出会うことが出来ます。何冊でも買ってしまいそうです。

ã…Łã…« ã…ıㅼㇸ僎çœ�往来堂書店
〒113-0022
東京都文京区千駄木2-47-11
TEL 03-5685-0807
月-土10:00-23:00
日・祝11:00-21:00
休なし(年末年始は除く)

 

しのばずくんの本の縁日2016
秋の一日、千駄木のお寺が新刊や古本、ミニコミで埋まります。
今回取材させて頂いた2_店が出店するほか、書店、出版社、飲食店などによる出店多数。ライブや桑原茂一によるトークイベントも。 本好き必見!

日時:2016年11月3日(木・祝) 10:00-16:00(雨天開催)
主催:不忍ブックストリート
会場:養源寺 境内 東京都文京区千駄木5-38-3(雨天の際は、本堂地下ホールほかにて)
http://sbs.yanesen.org/


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