EDITOR’S NOTE freedom dictionary issue 204

45

EDITOR’S NOTE freedom dictionary issue 204

「生きるとは自分の欲望をどうコントロールするかだ。」
新たな年を迎える度に私はこの問いに向かう。
今年は、名言・格言を引用してみる。
「心暗き時は、即ち遇う処悉く禍なり」
今年の初詣のおみくじは末吉だった。
そうか心に不安が住み込みしていたのか。
それは間違いなく健康と生活費の不安だ。
「私がこの世に生れてきたのは、私でなければできない仕事が何か1つこの世にあるからなのだ。」
それは選曲だと言い聞かせている。
「多くの者は考えることをしたくないので、逃れるために本を読む。」
痛いとこ突かれたな、その通りです。
「日々の暮らしに慣れてきた人々は良くない事もなかなか変えられない。
だからあきらめる。でもあきらめたら負けなんだ。」
「習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである。」
慣れ、習慣、この文字が消えてくれたら死んでもいい。もうすぐやなぁ。
「われわれの一生にとって永遠なものが存在するとしたら、われわれの若かったころに心に受けた深い衝撃こそ、それである。」
私の場合、ビートルズがそれです。あれから今日も明日も選曲家へ向かっています。
「愛は喪失であり、断念である。愛はすべてを人に与えてしまったときに、最も富んでいる。」
喪失。断念。これはかなりわかる。
愛。きっとすべてを与えてしまえば、安らかな永遠の眠りにつくことが出来るのかも・・。
「キツネはわが身をとがめないで、ワナを責める。」
なんかすごく分かる気がする。分かる気がするだけだけど。
「誰でも、恐れていることと願っていることを、やすやすと信じてしまう。」
私は休み休み信じてしまう。
「「こうであったらいいな」ということがあったら、そうなったつもりになってごらんなさい。
これからやりたいということがあったら、今やっている気になってごらんなさい。
貴方の人生には奇跡が訪れます。」
そういえば、足が20センチ長くなったな。
20キロ痩せて、まるで20歳の頃の肉体を手にした気分で重たいものもよく見れば可愛い子にもモテる気がする。
しかもお財布には札束が溢れてポケットに入らないからすれ違う人に配りながら歩いている。
私の人生に奇跡が起きている。のかも。それは初夢だった。
「「疑い」は、エゴがしかける最大の罠の一つである。」
これほど胸を打つ美しい台詞を私は知らない。
できれば知らないままにしておきたかった。
「真の贅沢というものは、ただ一つしかない。それは人間関係の贅沢だ。」
贅沢は敵だ(笑)
「生きることを選ぶ。信じることを選ぶ。自分を変えることを選ぶ。
異なる者になることを選ぶ。自由になることを選ぶ。」
今年も突き進みたい。
「貧となり富となる。偶然にあらず、富も因て来る処あり、貧も因て来る処あり。
皆貨財は富者の処に集まると思へども然らず。
節約なる処と勉強する所に集まるなり。」
ぐうの根も出ません。今年が皆様の良い年になりますよう、お祈り申し上げます。
≪未来は、それに備える人々のものである。≫
初代選曲家:桑原茂一(五黄の寅)
Photo:Moichi Kuwahara / Design:Yuta Nakajima(Enlightenment)


フリーダム・ディクショナリー
オンラインストアはこちら