NuCUOCOFFEE NISHIOKA SELECTION

39

40

41

c1
Sun Goddess Ramsey Lewis
素晴らしい演奏と優しいコーラスでゆるやかに体を揺らしたくなる明るい雰囲気の一曲には、やはり明るい印象の浅煎りで。温度変化でしっかりと味の変化を認識しやすい香り豊かな複雑な味わいのコーヒーをお供に身を委ねたい。太陽の光が眩しい趣のある空間で双方吟味できたならなおこの上ない。
c2
In The House Pete Rock&C.L Smooth
ふわふわした上ネタにきっちりハマったビートとC.L Smoothの淡々としたラップで魅せる極上に気持ちのいいヒップホップらしい一曲、そんな曲にはフレーヴァーがふわりと香り、果実味は鋭角だけど強くない引いたころ後から甘みがブワッと押し寄せるようなコーヒーと合わせたい。やることも特になく、なんとなく過ごしている友人宅で各々のことをしつつ共に過ごす時間の傍らにそんなコーヒーとこんな曲があればリラックス度もかなり高いものになること間違いなし。
c3
I Only Want You Laidbook feat.Think Twice. Schubert and Manchilde
シンガーの爽やかな歌声とOrigami production所属アーティストであるOvallによる演奏で力強くも柔らかく耳触りのいい仕上がりの一曲。こんな曲には甘味がよく引き出された適度な種子感のある香りが鼻をつき、質感の柔らかい果実味は控えめで温かみのあるコーヒーがよく似合う。人が行き交う都会の雑踏にある公園のベンチや見晴らしのいい堤防に腰掛け、温度が下がるにつれ移りゆく味の変化をゆっくりと味わいながら、移りゆく季節を感じながら、こんなコーヒーを片手にしばしの休息を愉しみたい。
c3
Up&Down Urbs&Cutex
アップテンポ気味でシンプルにビートが刻まれ、フルートとピアノが弾むように軽やかに流れてゆく清々しい一曲には、軽やかにシンプルで心地よいフレーヴァーとしっかりと主張のある甘味と粘度のあるような果実味がきっちり抽出された味わい深い浅煎りをお供にお勧めしたい。味わい深いコーヒーは温度が体温に近づくにつれ味の輪郭がくっきりと感じやすくなり、温かいときとは違った表情を見せる。特にこの曲と浅煎りのデュオで始まる朝は素敵な一日を予感させる。
c3
House CBS(Classic Brown Sounds)
約束はあるが家にいるのも悪くない….友人を呼びつけようか…..とりあえず音楽でもかけよう。そんな時にかかって欲しいこの一曲には、果実感が心地よく舌触りも甘味の質も柔らかいコーヒーを合わせたい。マグカップにたっぷり注いで、差し込む陽射しが眩しい部屋の低いテーブルの上において今日すべきことを考えながら、掃除なんかを軽くしながらソファにこしかけながら耳を傾け口に運びたい。
c3
Don’t You Worry ‘Bout A ThingCarmen McRae
そんな時にはStevie Wonderをカバーしラテンの香りが心地よいこの一曲には、華やかな香りにしっかりと主張するが強くない果実感と粘性のありそうな酸質、甘味は強く苦味を抑えた軽やかなコーヒーをお供にしたい。天気のいい昼下がり街に出かけて用事を済ませて次はどうしようかとひとまず一服に入った店内で、こんなBGMが流れていたら午後も上機嫌で過ごせること間違いなし。
c3
Falling Behind ⅡK-otix
聞き覚えのあるサンプリングネタの安心感とK-orixのラップが気持ちのいいこの一曲、果実感というよりは種子感があり、きっちりと甘味を感じるまとまった味わいのコーヒーを中濃度で合わせたい。派手さはないが確実なものもたまにはいい。家でまったりムードの一日、閉まったカーテンからこぼれる光を横目に電気もつけずに薄暗い中コーヒーを、そんな時にはこんな組み合わせで過ごしたい。
c8
Otha Fish The Pharcyde
漂うように海の中にいるような雰囲気で気怠そうでも明るさのあるそんな一曲には、芳醇な香りの粘性のある柔らかい口当たりで、ストーンフルーツ系の果実感もしっかりと感じることのできる濃度高めのコーヒーを。出かけるまであまり時間はないが準備のお供に強めのコーヒーで 今日一日にやる気を注入したい、そんな時この2つがあれば準備は万端。
c3
All Night Keith Washington
イントロからエキゾチックな雰囲気が漂い終始セクシーなこの一曲は、苦味もほどほどにきっちりと果実味を残した中深煎りで鼻から抜ける芳香を感じつつ赤茶色で高めの濃度のコーヒーが似合う。まだ何かこれから起こりそうな夜に、異国情緒溢れる店内と金彩の施されたゴージャスなカップ&ソーサーで口に運ぶ姿勢の正しい紳士淑女を想像させる。
c3
Everybody Loves The SunshineD’angelo
Roy Ayersのカバーである本作、さらに落ち着いたテンポでよりまったりとD’angeloのフックが際立つこの一曲には、苦味を少し抑え長く続く甘味をしっかりと感じつつ、冷めてくるとまた力強い味わいを放つ程よい濃度感のあるコーヒーがしっくりくる。後口に尾をひく甘さを堪能しながらD’angeloの歌声に身を委ねたい。
c1
Change Your MindMoonchild
柔らかい音質とささやくような歌声が心地よさを誘う一曲は、中深煎りらしく、確かに在る果実感を苦味が優しく包み込むよう調整し抽出された甘味も存分に堪能できる中濃度のコーヒーを飲みながらじっくりと耳を傾けたい。収録されているアルバム「Voyager」を通して聴きながら、温度変化で移りゆく味覚をたのしんでもいい。
c1
The Field Sound Providers
繰り返す柔らかいギターリフがなんとも心地よく、自宅で過ごすゆったりとした一日にはぴったりな一曲。こんな日のこんな曲にはブラジルあたりの果実感の主張を控えめにした焙煎度の豆を細かめに挽いてさっぱり目に淹れるのがしっくりくるかもしれない。苦味も酸味も控えめな甘味のたつ濃度低めのコーヒーをマグカップにたっぷりと用意してソファに深く腰掛けたい。
c1
How Can You Mend A Broken HeartAL GREEN
夜もふけた頃、ふと振り返るほろ苦い思い出に今ならどう対処していただろう。そんな想いをめぐらせるこの一曲には、後味の甘さにさえ苦味のかかる、酸味の要素も見つからないようなしっかりとした濃度高めの深煎りを合わせたい。ほろ苦いあの頃に対峙するにはお酒ではなく、パンチのある深煎りのデミタスコーヒーとAI Greenが心強い。

c1
0-0-H Child Nina Simone
The FiveStairstepsによる本家ももちろん素晴らしい のだがNina Simoneの歌声がやけにグッとくる。そんな彼女の優しい歌声には、確かな苦味が引き立つも酸味はほのかに感じつつ後口にはスっと引いて甘みの残るコーヒーをお供に。考えごとをしたいようなしたくないような、気がつけば日も傾いていてしまうそんな一日には優しくも力強い歌声に背中を押してもらいつつ、苦味の効いたコーヒーで切り替えたい。
c1
Change Shadez Of Brooklyn
洗練され美しくも路地裏感のある哀愁漂う一曲、苦味という印象よりも深煎りにすることで引き立つ甘味に焦点をあてたコーヒーを供に愉しみたい。サンプリングされたピアノのループと刻まれるシンプルなビートはまるで、ロに運ぶたび繰り返される甘味のループと酸味と苦味の削がれたシンプルな深みのある味わいを彷彿とさせる。
c1
Fraudulent Homeliss Derilex
小気味良いテンポのピアノリフに太めのベースとしっかり効いたキックで仕上げられた直球のジャジーヒップホップらしい一曲。夜も更けてきたが帰るにはまだ早い、そんな時にラウンジでかかるこんな曲に体を揺らしながら飲みたいコーヒーは、深煎りあたりで締めくくりたい。しっかりと焙煎されているが酸味のあり、冷めてくるとどんどんボリュームが増すような力強い一杯、こうなると帰りたくても帰れない。

shop2

スペシャルグレードからいわゆるコモディティまで、浅煎りから深煎りまで扱います。
豆の品質と焙煎で味の幅を決め、ペーパートリップによる抽出でカップにおける美味しさを大切に淹れます。
あなたにとって美味しいかもしれないコーヒーを目指します。
NuCUPCOFFEE
〒602-0823
京都府京都市上京区三芳町163-1
http://www.nucupcoffee.com/


フリーダム・ディクショナリー
オンラインストアはこちら