マオリのオオナオオナ・トレボン絵日記 vol.1

初めまして室田万央里です。
パリ発信を謳いながら第一回からアジアで失礼します。
先日バンコク→チェンマイ→ミャンマー国境近くの辺鄙な島を旅してパリに帰国しました。日記はチェンマイのカオマンガイ屋さんから。
今回の旅ではサーフィンに初挑戦して腹の皮がずる剝けになり、最終日に海老に当たり、帰りのフライトで身体中蚤に刺され満身創痍で帰国。相変わらず珍道中通常運転でした。スマートに旅ができた試しがありません。よろしくお願いします。

pic

Instagram:maorimurota

pic2

チェンマイの古道具屋で見つけた匙
見つけた時に思わず声が出た。
古い中国のものだそう。パリに帰って一番最初にしたのが、おかゆを炊いてこの匙で食べてみる事。想像通り、するりと口の中に収まるうっとりとする口当たり。
pic2
カオマンガイ屋のお母さん
カオマンガイ屋のお母さんは声をかけるのを躊躇うような真剣な面持ちで鶏をスライス。息子さんがご飯を盛り、スタッフのおばちゃんがスープを注ぎ、お母さんがスライスした鶏肉と添え物を盛り付け、お父さんが最後にご飯の上にコリアンダーを乗せる完全分業制。まるで五つ星ホテルレストランのようなパーフェクトフォーメーション。(お父さんの仕事の少なさが気になる)

maori

MORI MUROTA

二匹の猫と髭仏人とパリ19区に在住。
ケータリング、出張料理、フードイベント等の活動を行う。家ではパリのエスプリを全く感じさせない妄想アジア料理の製作と昨日の残り物の展開に命をかける日々。
Instagram:maorimurota


フリーダム・ディクショナリー
オンラインストアはこちら